こんにちは上領歯科医院の上領哲也です。
　お返事が遅くなり、申しわけありませんでした。
　貴方のメールから判断しますと、ドライソケットである可能性が高いと思います。
　通常の抜歯窩（ばっしか：歯を抜いた後の穴のことです）の治癒機序としては、抜歯窩の中に血の固まりが溜まり、それがやがて肉になってゆく、というパターンです。しかしドライソケットはその血の固まりがなんらかの理由で欠落し、骨が露出する。といったものです。
　うがいをして多量の食べかすが出てき後に、中から見える白い物は骨である可能性は高いです。しかしもし仮にドライソケットであったとしても、痛みがないようでしたら、それは快方に向かっている、と判断しても良いと思います。もう少し様子をみておいてください。

　上領哲也先生
　お忙しい中ご返信ありがとうございます。
　傷口ですが、日々閉じてきてはいるようです。
　術後すぐのときはベロリと剥かれたような状態で白い物(骨？)が見えたのですが今は穴があるのは分かっていても白い物が見えません。
　白い物が見えていたときは、食後傷口を洗浄しないと歯全体がジクジクするような痛みを起こしていたのですが、今では食後多少洗浄が遅れても食べカスの違和感があるだけで痛みはありません。
　術後傷口が小さかったのに突然ベロリと剥かれたように大きくなったのは、傷口を縫った際に溶けるタイプの糸を使用し、数日後糸が溶けたので傷口が開いたように感じたのですが、糸が溶けた時点で自然治癒？が間に合ってなかったのでしょうね。
　食後歯全体がジクジク痛かった時に、歯科医に処方してもらった痛み止めを飲むと痛みは消えました。
　ここ1週間は痛みもないので普段通りの生活ができてます。
　本当に感謝申し上げます。有難うございました。
　今後の上領歯科医院と上領先生のご発展をお祈り申しあげます。